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大阪でチャットレディにかかる経費とは?確定申告のやり方
この記事は「MIYUKI」が書きました☆わたしをメイクするのは、ワタシ。
チャットレディをやっている方の割合として、約70%がOL・主婦・学生の「副業」として働いているそうです。報酬が月10万の方も15%はいますが、副業としての平均報酬は月10万~30万円の人が多いとか。
一方で本業としてチャットレディをしている女性も約5%存在し、その方々は月30~100万円稼いでいるようです。
ネット環境があればどこでも仕事できるため、海外留学・移住をしながらチャットレディを始める方もいます。
先行きが不安定な世の中で、安定した生活を手に入れたい保険としても、チャットレディを選ぶ人が増えてきたのは納得ですね。
このように、報酬にかなり幅があるチャットレディですが、確定申告や経費の計算はどうしたら良いのでしょうか?

●確定申告とは何か?
収入が一定額を超えた場合は、国民の義務として税金を払う必要があります。この場合の税金は「所得税・復興特別所得税・住民税」です。
ただし、これらの税金がかかるのは収入ではなく「所得」に対してです。所得はまず、収入から必要経費を差し引きます。
そこから、納税者が生きていくために必要な「基礎控除48万円」を引くことは認められています。これらの控除をしたあとの金額(所得)が税金対象となるのです。
さて、これらの所得税・特別復興所得税を申告し、納税するのが「確定申告」です。具体的にいうと、1月から12月末までの1年間に、チャットレディの収入を含む総収入から所得を算出して、確定申告期間中に税務署に申告・納税します。
ところで、住民税は確定申告の中に含まれませんでしたね。税務署と各自治体は確定申告の情報を共有しています。住民税の計算は前年の所得に応じて行われるため、前年度に確定申告をしておけば、住民税のための申告は不要となります。
●確定申告が必要な人とは?
チャットレディだからといって、確定申告は全員が必要な訳ではありません。確定申告をしないといけない人は収入金額が決められており、次のようになります。
①チャットレディが専業で、チャットレディでの収入が年間48万円以上の人
②チャットレディが副業で、チャットレディでの収入が年間20万円以上の人
この2つに当てはまった方は、チャットレディとしての収入から確定申告をする必要があります。こちらに当てはまった人が、もし確定申告をしなかった場合は、脱税したとしてペナルティが待っています。
●チャットレディの所得とは
チャットレディが貰う金額が、給与ではなく報酬とされているのは、税金を抜く前の総額を渡されているからです。チャットレディは個人事業主の扱いとなっています。
さて、日本では収入を得るための方法に応じて所得を10種類に区分しています。
副業でチャットレディしている場合は確定申告時に、確定申告書作成時の所得区分の欄を「雑所得」にすると良いでしょう。雑所得には、FXなどの投資も含まれるので、
本業の会社にバレてしまった場合、会社がペナルティを与えにくいからです。
本業チャットレディであり、収入金額が非常に大きく、また今後も継続して行いたい場合は「事業所得」として申告しておく方が良いでしょう。そのメリットは次で解説します。
●確定申告の方法
確定申告の方法には、簡易な記帳で済む白色申告と、税金面で優遇される青色申告があります。青色申告は最大で65万円の特別控除がある他、赤字分は3年間繰り越せるなどのメリットがあります。
ただし誰でも青色申告ができるわけではありません。所得区分としては「事業所得」「不動産所得」「山林所得」を持つ個人のみです。専業でチャットレディをしていれば、事業所得として確定申告できるので、節税が可能となります。
ところで経費を計算する領収書などは、申告書類に添付する資料となるだけでなく、法律で保存する期間が決められています。白色申告では5年、青色申告では7年です。その期間が過ぎると時効が発生し、税務署は税金を徴収できなくなります。
●所得税の算出
先ほど説明したように、所得税は「報酬−経費−各種控除」という式で出せます。各種控除には、先ほど書いた基礎控除の他に、医療費控除や配偶者控除があります。
しかし控除額はあらかじめ決まっているため、一番の税金対策としては、いかに経費の額を大きくするかということになります。
この経費対象となるのは「仕事に関係する」かつ「仕事で使用したもの」です。もし仕事に関係ないものを経費として申告してしまうと、脱税行為とみなされる可能性があります。
どこまでが経費なのか迷ったら「チャットレディとしてのお仕事に必要不可欠」なものを選んでください。
チャットレディの経費について知ろう
先ほど解説したように、副業チャットレディであっても、ある一定金額を稼ぐと確定申告をする必要がありましたね。また所得税を出すには「報酬−経費−各種控除」という式から計算できることをお伝えしました。
また最大の節税対策とは「経費を大きくすること」だと説明しました。ではチャットレディの経費について、もっと詳しく解説していきます。

●チャットレディの経費となるもの
チャットレディの経費として認められるものは次の9つに分かれており、チャットレディらしい費用も対象になっています。
①美容費
化粧品代・美容院代・コンタクトレンズなど
※エステ代・整形手術代は対象外
②衣装費(主に在宅チャットレディ)
ウィッグ・チャットの衣装・コスプレ衣装・水着・眼鏡など
③通信費(在宅チャットレディ)
ネット料金・スマホ代
④消耗品費(在宅チャットレディ)
PC・Webカメラ・照明・仕事部屋の家具など
⑤家賃・水道光熱費(在宅チャットレディ)
家賃(持ち家は対象外)・電気やガス代・水道代など
⑥新聞図書費
雑誌・漫画・小説など
⑥交通費(通勤チャットレディ)
電車やバス代・タクシー代・ガソリン代など
⑧接待交際費
打ち合わせのカフェ代・同僚チャットレディとの食事代・関係者への差し入れなど
⑨確定申告に関する出費
確定申告のための会計ソフト・確定申告の代行依頼にかかる税理士への出費など
●経費を計上する時の注意点
意外に経費になるものが多いのだと思われたかもしれませんが、上記でご紹介したものは、丸々全て経費とはなりません。
特に美容費などはプライベートとも被りやすいので、使用した率(按分率)を適当に計算します。
チャットに使う電子機器・家具などは「消耗品」であり、使用期間1年未満か10万円以下の商品。10万円以上のものは「資産」扱いとなり、確定申告では「減価償却」として、数年かけて経費として落とします。
何でもかんでも経費として申告すると、脱税行為とみなされるかもしれないので、不安なら税務署へ確認しましょう。
●確定申告の資料作り
本人は事前に確定申告が必要なのか、常に考えておかなければなりません。年の途中で気がついて慌てないようにしましょう。
経費として認められるには領収書やレシートが必要となります。もしレシートがなければ「宛名・日付・金額・支払先」などを使った時に記入しておきましょう。これらが確定申告時の添付資料になります。
なお、副業チャットレディの方なら、源泉徴収票を見ながら確定申告書を作成します。今のところ確定申告書に源泉徴収票の添付や印鑑は不要です。
ところで確定申告が必要ない場合でも、住民税の申告が必要な方もいます。住民税の控除額が、所得税よりも低いからです。もし確定申告しておけば、住民税申告は必要ないため、所得税がかからない額であっても、確定申告を済ませておく方が良い場合もあります。
●開業届けと青色申告
その①でも解説しましたが、専業チャットレディをしていて、常に一定の収入があるのなら「事業所得」にした方が断然お得です。
事業所得にするためには、個人事業主となるための「開業届」の手続きが必要になります。この開業届を出すと同時に「青色申告承認申請書」も提出しておきます。
こちらを提出しておかないと、青色申告特別控除(最大65万円の特別控除)がありません。
もちろん開業届や青色申告はかなり稼いでいる方の話であり、チャットレディになったからといって、全ての方が開業しなければいけない訳ではありません。普通の方は白色申告で確定申告すれば大丈夫ですよ。
白色申告のために用意するものは以下の通りです。確定申告書AもしくはB、収支内訳書、医療費控除、社会保険控除などを証明する書類。2023年の確定申告から確定申告書Bになる予定なので、Bでの利用が良いでしょう。
ただし、按分率を考える場合は「必要経費として客観的かつ合理的な」割合でなければなりません。白色申告の場合は、お仕事に使う率が50%以下だと、必要経費として認められない場合もあります。
なお冒頭で、オンラインで完結するお仕事なので海外在住の方でもチャットレディをしている人が増えているとお伝えしました。
その場合、確定申告が必要かどうかは、ビザの種類や住民票の有無で確定申告する条件が異なります。所得税は日本国内に住む方が対象です。もし日本に住民票を置いたまま海外留学しているなら、たとえ学生であっても確定申告が必要となることもあります。
この確定申告を怠ると、年数を重ねての重いペナルティとなってしまいます。確定申告はきちんと行ってから、チャットレディとして稼ぎまくってくださいね!
確定申告はなんとなく大変だと思われている方に向けて、今回の記事でチャットレディの確定申告について解説してみました。
その他の細かいものが経費になるか認められるかどうかは、事務所スタッフや税理士さんにも相談してみてください。
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